2024年8月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、日本及び主要国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき、体系的に把握するための基礎資料「科学技術指標2024」を公表しました。
科学技術指標は、科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に把握するための基礎資料であり、約160の指標で日本及び主要国の状況が表されています。
要旨によると、日本の産学官を合わせた研究開発費、研究者数は主要国(日米独仏英中韓の7か国)中第3位、論文数(分数カウント法)が世界第5位でした。そのほか、長期的に減少していた日本の博士課程入学者数は2023年度に対前年度比4.4%増加したこと、また日本の大学と民間企業等との「共同研究」の受入額は継続的に増加し、2022年度には1,000億円に達したことなどが報告されています。
科学技術・学術政策研究所「科学技術指標2024」を公表しました(文部科学省, 2024/8/9)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1422310_00029.htm
科学技術指標2024(科学技術・学術政策研究所ライブラリ)
https://doi.org/10.15108/rm341
参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2023」と「科学研究のベンチマーキング2023」を公表 [2023年08月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/190216
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2022」と「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2021)」を公開 [2022年08月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/46652
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、「科学技術指標2021」及び「科学研究のベンチマーキング2021」を公表 [2021年8月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/44581
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2020)を公表 [2021年4月12日]
https://current.ndl.go.jp/car/43780