【イベント】DHシンポジウム「図書資料の構造化 研究データとしてのテキストデータ構築」(7/21・東京)

2024年7月21日、TEI協会東アジア/日本語分科会(TEI Consortium, East Asian/ Japanese Special Interest Group)の主催で、DHシンポジウム「図書資料の構造化 研究データとしてのテキストデータ構築」が、慶應義塾大学三田キャンパス北館(東京都港区)で開催されます。

参加費は無料で、事前の申込みが必要です。

主な内容は次のとおりです。

○ テキストデータ構築入門セミナー
永崎研宣氏、岡田一祐氏(慶應義塾大学文学部)

○ TEI東アジア/日本語分科会 活動報告
永崎研宣氏、岡田一祐氏(慶應義塾大学)、中川奈津子氏(九州大学)

○ 基調講演:「日本古典のテキストデータと書誌学の未来」
佐々木孝浩氏(慶應義塾大学斯道文庫)

○ 近年のテキスト構造化に関する取組みや研究の紹介
・ TEIを用いたゲームクレジット構造化の試み(福田一史氏)
・ 訓点資料の複層的テキストの構造化についての試案(蛭沼芽衣氏)
・ TEIによる篆隷万象名義の構造化テキストデータの作成について(李媛氏)
・ 多言語パラレルテキストのTEIマークアップ―『シェヌーテ伝』を事例として―(宮川創氏)
・ 東アジア古典籍のためのTEI viewer(永崎研宣氏、本間淳氏)
・ 南琉球八重山鳩間方言辞典のTEI構造化へ向けて(中川奈津子氏、王一凡氏)
・ 宋版玉篇のルールベースド自動符号化(仮題)(岡田一祐氏)
・ 楽書の構造化とデジタル翻刻(関慎太朗氏)
・ TEIを用いた黄表紙のマークアップに関する試み(仮題)(高須賀萌氏)
・ 若手図書館員DH勉強会の取り組み(仮題)(若手図書館員DH勉強会)
・ 中国キリスト教文献のTEI化(王雯璐氏)
・ 『源氏百人一首』へのTEI適用の試み(横山恵理氏)

DHシンポジウム 図書資料の構造化 研究データとしてのテキストデータ構築(TEI研究会)
https://tei.dhii.jp/activities/dh-teisympo2024

参考:
人文情報学研究所、「TEI古典籍ビューワ」を試験公開 [2024年01月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/208562