米国国家機密解除センターが2012年上半期の作業報告書を公表

2012年7月19日、米国国立公文書館(NARA)内に設置されている米国国家機密解除センター(National Declassification Center:NDC)が、2012年1月から6月末までの半年間に行った作業の進捗などをまとめた報告書を公開しました。年2回刊行しているもので今回が第5弾となります。NDCは、25年間の非公開期間を超えて機密扱いとなっている文書の機密解除審査を行うために、2010年1月に設立された組織です。

Bi-annual Report on Operations of the National Declassification Center
Reporting period: January 1, 2012 – June 30, 2012(PDF:6ページ)
http://www.archives.gov/declassification/reports/2012-biannual-january1-june30.pdf

National Declassification Center Issues Fifth Report(NARA 2012/7/19付けプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2012/nr12-139.html

National Declassification Center(NARA)
http://www.archives.gov/declassification/

参考:
E1086 – 米国国家機密解除センター,設立後初の報告書を刊行
http://current.ndl.go.jp/e1086

米国国家機密解除センター、文書機密解除に関わる優先作業計画(最終版)を公表
http://current.ndl.go.jp/node/17162

米国国立公文書館、国防関連の機密解除のためのセンターを設立へ
http://current.ndl.go.jp/node/15566