2024年3月17日、京都府立京都学・歴彩館(京都市)において、京都府及びきょうと生物多様性センター主催によるフォーラム「京都の文化と生物多様性~動植物標本のデジタル化の意義~」が開催されます。
同フォーラムは、京都府立植物園100周年ときょうと生物多様性センターの「標本デジタル化システム」導入を記念するものです。
参加費は無料で、定員は400人(先着順、要事前申込み)です。会場参加者が定員に達しないときは、当日受付を行う予定とあります。
主なプログラムは以下のとおりです。
●講演
・デジタルアーカイブの意義について
植田憲司氏(京都経済短期大学講師、元京都文化博物館学芸員)
・京都府立植物園における植物標本と大森文庫について
小川久雄氏(京都府立植物園職員)
・蘭山を越えて 博物学と生物多様性
光田重幸氏(きょうと生物多様性センターアドバイザー、元同志社大学准教授)
・近世の植物画と大森記念文庫
森道彦氏(京都国立博物館研究員)
●パネルディスカッション
・京都の文化と生物多様性について
コーディネーター:重原奈津子氏(きょうと生物多様性センター)
3月17日 フォーラム「京都の文化と生物多様性~動植物標本のデジタル化の意義~」を開催します!(京都府)
https://www.pref.kyoto.jp/shizen-kankyo/news/20240317_foramu.html
https://www.pref.kyoto.jp/shizen-kankyo/news/documents/foramutirasi.pdf
※二つ目のURLはチラシ[PDF:2ページ]です。
参考:
九州大学、「3Dデジタル生物標本」1,400点以上をオンライン公開 [2022年08月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/46740
千葉大学学術リソースコレクション(c-arc)、「萩庭植物標本データベース」をIIIF準拠画像で公開 [2021年04月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/43720
CA2017 – 動向レビュー:文化機関における3次元計測・記録データの管理・公開の意義と課題 / 野口 淳
カレントアウェアネス No.351 2022年03月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2017