2024年1月31日、独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンターが、マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアートの作品情報や所蔵情報に関するデータベースである「メディア芸術データベース」の正式版を公開しました。
同データベースは文化庁によって2010年度から構築が進められ、2015年3月に開発版、2019年11月にベータ版が公開されました。2023年以降は国立アートリサーチセンターが運営を行っています。
正式版では、複雑なデータ構造を分かりやすく検索・表示するための機能向上、ユーザーインターフェースの改善がなされているほか、多様な情報の利活用をサポートするために、データ連携の基盤であるSPARQLクエリサービスが拡張されたとあります。
「メディア芸術データベース」 正式公開のお知らせ マンガ・アニメーション・ゲーム・メディアアートの情報検索・表示機能が向上(国立アートリサーチセンター, 2024/1/31)
https://ncar.artmuseums.go.jp/upload/pressrelease_ja_240131.pdf
メディア芸術データベースが正式版としてリニューアル(MACC, 2024/1/31)
https://macc.bunka.go.jp/news/3667/
メディア芸術データベース
https://mediaarts-db.artmuseums.go.jp/
参考:
文化庁、「メディア芸術データベース(開発版)」をリニューアル:メディアアート分野データベースを公開 [2016年03月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/30865
文化庁、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートの作品情報等を収録した「メディア芸術データベース(開発版)」サイトを公開 [2015年03月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/28164
E2606 – 国立アートリサーチセンター設立とその情報資源部門の取組
カレントアウェアネス-E No.459 2023.06.29
https://current.ndl.go.jp/e2606