研究評価改革の推進のための有志連合“CoARA”、参加機関数が600機関に

2024年1月17日、研究評価改革の推進のための有志連合CoARA(Coalition for Advancing Research Assessment)が、参加機関数が600機関になったと発表しました。

CoARAは欧州委員会らが主体となって2022年7月に最終決定された「研究評価の改革に関する合意」の署名機関から成る有志連合です。

発表によると、アンドラ、オーストラリア、チリ等、欧州外からの参加が増加傾向にあり、参加機関数の増加は、研究評価の将来に関する議論に貢献しようという機関の意識の表れであると述べられています。

CoARA’s membership expands beyond 600 organisations(CoARA, 2024/1/17)
https://coara.eu/news/coaras-membership-expands-beyond-600-organisations/
https://coara.eu/app/uploads/2024/01/Press-Release_CoARAs-membership-expands-beyond-600-organisations_20240117.pdf
※二つ目のURLはプレスリリース[PDF:3ページ]です。

参考:
欧州大学協会(EUA)、研究評価の改革に関する合意への署名と研究評価改革の推進のための有志連合“CoARA”への参加を発表 [2022年11月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/47198

欧州委員会(EC)、研究評価の改革に関する合意への署名と「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)の支持を発表 [2022年11月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/47149

欧州委員会(EC)ら、研究評価の改革に関する合意“Agreement on Reforming Research Assessment”の最終版を発表 [2022年7月22日]
https://current.ndl.go.jp/car/46534

E2561 – 欧州における「研究評価の改革に関する合意」とその展開
カレントアウェアネス-E No.438 2022.12.08
https://current.ndl.go.jp/e2561

CA2005 – DORAから「責任ある研究評価」へ:研究評価指標の新たな展開 / 林 隆之, 佐々木 結
カレントアウェアネス No.349 2021年09月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2005