2022年11月8日、欧州委員会（EC）が、研究評価の改革に関する合意“Agreement on Reforming Research Assessment”への署名を行ったと発表しました。
同合意は、2022年7月20日に最終版が公開されたものであり、研究の質と影響力の最大化という目標の下、研究、研究者と研究機関の評価における変化の方向を示しています。
また、署名と合わせて、研究助成機関として「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」（DORA）を支持すると発表しました。発表の中では、今回の署名と支持は、研究評価の改善に向けたECの強い意志の表れであると述べられています。
The Commission signs the Agreement on Reforming Research Assessment and endorses the San Francisco Declaration on Research Assessment（EC, 2022/11/8）
https://research-and-innovation.ec.europa.eu/news/all-research-and-innovation-news/commission-signs-agreement-reforming-research-assessment-and-endorses-san-francisco-declaration-2022-11-08_en
参考：
欧州委員会（EC）ら、研究評価の改革に関する合意“Agreement on Reforming Research Assessment”の最終版を発表
Posted 2022年7月22日
https://current.ndl.go.jp/node/46534
欧州委員会（EC）、研究評価の改革に関するレポートを公開：利害関係者との協議結果の要約
Posted 2021年12月8日
https://current.ndl.go.jp/node/45299
CA2005 – DORAから「責任ある研究評価」へ：研究評価指標の新たな展開 / 林 隆之, 佐々木 結
カレントアウェアネス No.349 2021年09月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2005
