【イベント】「島まるごと図書館」の現在地―「ないものはない」海士町の図書館にはいろんなコトが生まれ続ける〔前編〕(1/18・オンライン)

2024年1月18日、図書館に関するコンサルティング等を行う本棚演算株式会社の主催により、イベント「「島まるごと図書館」の現在地―「ないものはない」海士町の図書館にはいろんなコトが生まれ続ける〔前編〕」がオンラインで開催されます。

島根県隠岐諸島の海士町では、2007年に「島まるごと図書館構想」が始まりました。「図書館のない島」というハンディキャップを生かし、同島の学校を中心とした既存の公共施設を図書分館と位置付けて整備・ネットワーク化することで、島全体を一つの「図書館」と見立てるものです。その後、2010年には海士町中央図書館が設立され、2014年には同館がNPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)のLibrary of the Year優秀賞を受賞しました。「島まるごと図書館構想」は2期目(2020-2030年)に入っています。

1月18日の「前編」では、磯谷奈緒子氏(海士町中央図書館館長)をメインスピーカーとして迎え、海士町がどのように変わってきたのか、また、「島まるごと図書館」の歩み、中央図書館の現状等について話を聞くとしています。

参加費は400円です。参加に当たっては事前の申込みが必要です。

「島まるごと図書館」の現在地―「ないものはない」海士町の図書館にはいろんなコトが生まれ続ける〔前編〕(Local Knowledge)
https://www.localknowledge.jp/2024/01/1039/

関連:
海士町島まるごと図書館構想とは?(海士町中央図書館)
http://lib.town.ama.shimane.jp/mkpage/hyouzi_editor.php?sid=6

参考:
2014年の“Library of the Year”は京都府立総合資料館に [2014年11月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/27389

Library of the Year 2014の大賞候補(優秀賞)に選ばれた4つの機関が発表 [2014年09月19日]
https://current.ndl.go.jp/car/27040

E1680 – 離島の情報環境調査から見えてきたこと‐LRG第10号から
カレントアウェアネス-E No.282 2015.06.04
https://current.ndl.go.jp/e1680

CA1878 – 研究文献レビュー:日本の公立図書館における経営形態 / 小泉公乃、德安由希、矢野光華、山田瀬奈、小室祐樹
カレントアウェアネス No.328 2016年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1878