読売新聞社、ウェブサイト「令和6年能登半島地震被災状況マップ」を公開:被災地の写真と3Dマップの連動により撮影場所の確認が可能

2024年1月1日、読売新聞社がウェブサイト「令和6年能登半島地震被災状況マップ」(初版)を公開しました。東京大学の渡邉英徳研究室から学術指導を受け、同社が制作したものです。

「記者が撮った被害」では、記者が撮影した被災地の写真と説明が3Dマップと連動し、撮影場所とともに確認できるようになっています。「航空写真で分類した被害」では、1月2日に石川県の輪島市や珠洲市の沿岸部を中心に航空機から撮影された写真を基に、300か所以上の建物の損壊や土砂崩れ、火災などの被害が可視化されています。

マップはその後8日まで随時更新され、地震発生後の最初の1週間の記録としてまとめられています。

なお、平面地図を参照しながら被災状況等を見ることができる「令和6年能登半島地震被災状況マップ(平面版)」も1月3日付けで公開されています。

令和6年能登半島地震被災状況マップ
https://storymaps.arcgis.com/stories/f9dc1fce8ce3421d92b97a8bf2e697b1

令和6年能登半島地震被災状況マップ(平面版)
https://storymaps.arcgis.com/stories/2bc590f78bb84266881801840a76cdfa

関連:
令和6年能登半島地震 関連コンテンツの公開(Hidenori Watanave Laboratory, 2024/1/4)
https://labo.wtnv.jp/2024/01/6.html

参考:
令和6年能登半島地震による図書館等への影響(第2報) [2024年01月09日]
https://current.ndl.go.jp/car/208515

令和6年能登半島地震による図書館等への影響(第1報) [2024年01月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/208392

saveMLAK、令和6年能登半島地震による博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被害状況をまとめた特設ページを開設 [2024年01月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/208406

「東日本大震災と図書館」(『図書館調査研究リポート』No.13)
https://current.ndl.go.jp/report/no13