2012年3月2日、電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation:EFF)が「モバイルユーザのためのプライバシー権利章典」(Mobile User Privacy Bill of Rights)を発表しました。常にネットワークに接続しており、位置情報や写真等のデータを保持しているモバイル端末はセキュリティの問題を抱えているとし、サービス等の開発者は以下の6点を尊重すべきだとしている。また、そのために推奨される技術的事項も紹介されている。
・ユーザ個人によるコントロール
・必要最小限のデータ収集
・透明性
・用途を限定したデータ使用
・セキュリティ
・説明責任
Mobile User Privacy Bill of Rights(電子フロンティア財団 2012/3/2付け)
https://www.eff.org/deeplinks/2012/03/best-practices-respect-mobile-user-bill-rights
電子フロンティア財団、モバイルユーザーのためのプライバシー権利章典を公開(CNET Japan 2012/3/5付け記事)
http://japan.cnet.com/news/society/35014775/
参考:
米国カリフォルニア州、読者のプライバシー保護法の対象に電子書籍も含める改正
http://current.ndl.go.jp/node/19303
米国の人権協会等、Google社にGoogleブック検索でのプライバシー保護を要請
http://current.ndl.go.jp/node/13769
E140 – 個人情報流出の要因となるか?無線タグをめぐる議論(米国)
http://current.ndl.go.jp/e140