OECD、生徒の学習到達度調査(PISA2022)の結果を公表

2023年12月5日、経済協力開発機構(OECD)は、生徒の学習到達度調査(PISA2022)の結果を公表しました。

OECD加盟国を含む81か国、約70万人の15歳の生徒を対象に、数学的リテラシー・科学的リテラシー・読解リテラシーの3分野の調査、生徒の家庭環境や学習条件等を調査する生徒質問調査、デジタル機器の利用状況を調査するICT活用調査が行われました。同調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大前後の時期における、生徒の成績、幸福、学習機会の公平性に関するデータを初めて収集したものであるとしています。

PISA 2022 results(OECD)
https://www.oecd.org/publication/pisa-2022-results/

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)(国立教育政策研究所)
https://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html#PISA2022

参考:
デジタルな世界は紙の本へのアクセスの格差を広げるのか(文献紹介)[2023年07月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/46566

CA1752 – 動向レビュー:学校・学校図書館を取り巻く新しい読書活動-集団的・戦略的読書の視点から- / 桑田てるみ
カレントアウェアネス No.309 2011年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1752