2011年6月28日に、経済協力開発機構(OECD)が2009年に行った学習到達度調査(PISA)における、デジタル読解力調査の結果を公表しました。PISA調査では将来的に筆記型調査からコンピュータ使用型調査に移行する予定であるため、PISA2009では国際オプションとして、ICTリテラシーに関する知識・技能が必要となる「デジタル読解力調査」とコンピュータ利用等に関する生徒への調査(ICT質問紙調査)が実施されました。結果は、調査に参加した19か国・地域のうち1位は韓国で、日本は4位だったとのことです。なお、文科省も、2011年6月28日付けで、「OECD生徒の学習到達度調査(PISA2009)デジタル読解力調査の結果について」を公表しています。
PISA 2009 Results (OECDのウェブサイト)
http://www.oecd.org/edu/pisa/2009
OECD生徒の学習到達度調査(PISA2009)デジタル読解力調査の結果について (文部科学省 2011/6/28付けの情報)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/06/1307642.htm
デジタル読解力に関する新たなPISA調査結果の発表:トップは韓国 (OECD東京センター 2011/6/28付けの記事)
http://www.oecdtokyo.org/theme/edu/2011/20110628pisadigital.html
「デジタル読解力の平均得点」日本は4位…PISA調査 (リセマム 2011/6/29付けの記事)
http://resemom.jp/article/2011/06/29/3085.html
参考:
OECDの学習到達度調査(PISA)の2009年調査の結果が発表される
http://current.ndl.go.jp/node/17242