JSTORやPorticoを運営する米国の非営利団体ITHAKAの戦略・研究部門であるITHAKA S+Rが、研究者の行動の実状や今後の変化の方向性などを探ることを目的とした“Research Support Services for Scholars”というプログラムの開始を発表しました。研究者が、どのようにして、情報の発見や管理、コラボレーション、図書館利用、執筆、出版、などの活動を行っているかを調査し、それによって判明した研究者に求められているサポートを実施するための提言を発表する予定とのことです。現在は、英国情報システム合同委員会(JISC)と全米人文科学基金(NEH)の助成を受けて、化学と歴史学の研究者が対象になっているようです。
Research Support Services for Scholars
Projects in Progress
http://www.ithaka.org/ithaka-s-r/research/research-support-services-for-scholars
Research Support Services for Scholarsのブログ
http://www.researchsupportservices.net/
Ithaka S+R Announces New Program: Research Support Services for Scholars (Ithaka S+R 2011/9/14付けニュース)
http://www.ithaka.org/about-ithaka/announcements/ithaka-s-r-announces-new-program-research-support-services-for-scholars
参考:
ITHAKA、教職員の情報行動に関する定期調査の結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/16082