図書館で借りた本の書名を記録していく「読書通帳」

山口県の下関市立中央図書館や萩市立萩図書館などで行われている「読書通帳」という取組みが、新聞で報道されています。借りた本の書名等を、銀行の預金通帳のように機械で自分で記録していくというもので、子どもの読書意欲向上を目的として導入されているようです。

読書通帳:好評、履歴が一目で 来月から一般にも発行--萩図書館 /山口(毎日jp 2011/7/9付けの記事)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110709ddlk35040440000c.html

「読書通帳」人気 下関市立中央図書館、児童ら2千人利用(山口新聞 2010/8/19付けの記事)
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0819/7p.html

新萩図書館の新サービス紹介(萩市立萩図書館ホームページ)
http://hagilib.city.hagi.lg.jp/newservice1.html

日本初のサービスも導入!さまざまなシステムをそろえた図書館(下関市立中央図書館 2010/3/29付けの情報。機械の写真あり)
http://www.dream-ship.co.jp/pdf/librarysystem.pdf

下関市生涯学習プラザ・中央図書館での過ごし方(下関市報「かがやき」 2010/3/15号)
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/shihou/20100315/08_11.pdf

小野 永貴, 常川 真央. “Web時代にあるべき未来の図書館サービスの胎動 貸出履歴の議論を超えたShizuku2.0の実現へ”. 情報管理. Vol. 53, No. 4, (2010), 185-197 .(187ページに「読書通帳」についての言及あり。「貸出履歴を利用しているわけではなく,利用者自身が資料借用中の期間に読書通帳機に通帳を通すことで“現在借りている本” が記入される仕組みとなっている」)
http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/53/4/185/_pdf/-char/ja/

参考:
山口県萩市立萩図書館、電子書籍貸出サービス開始へ
http://current.ndl.go.jp/node/17530