世界保健機関(WHO)と世界銀行が共同で、障害に関するレポート“World report on disability”を刊行しています。このレポートでは、世界人口の15%の方がなんらかの障害をもっており、そのうちの2-4%の方の障害は重度なものであること、その増加傾向はWHOのかつての予測を超えるものであり、その原因として高齢化の進展等が指摘されているようです。レポートの各章では、医療、リハビリ、障害者への支援、環境、教育、雇用のそれぞれについて、障害者が直面する不利益が説明されており、また、それを克服するために各国で行われている事例も紹介されているようです。最後に、障害者の生活の改善に向けた政策や実践について、9項目に分けて提言を行っているようです。
World report on disability (Full Reoport PDF)
http://whqlibdoc.who.int/publications/2011/9789240685215_eng.pdf
World report on disability (WHOのレポートダウンロードサイト)
http://www.who.int/disabilities/world_report/2011/report/en/
One Billion People with Disabilities Face Serious Barriers Each Day (World Bank 2011/6/9付けの記事)
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/NEWS/0,,contentMDK:22936106~pagePK:64257043~piPK:437376~theSitePK:4607,00.html
WHO, World Bank Release First World Report on Disability (DAISY Consortium 2011/6/10付けの記事)
http://www.daisy.org/news-detail/953
障害に関する世界報告書 (社団法人 日本WHO協会 2011/6/13付けの記事)
http://www.japan-who.or.jp/event/2011/110613-1.html