米国コロラド州立図書館の調査部門ライブラリー・リサーチ・サービス(Library Research Service; LRS)が2010年春に調査した、米国の公共図書館におけるウェブ技術の活用状況のレポートが公開されています。2008年の同様の調査に続くもので、689館のウェブサイトを調査し、ブログ、RSS、Eメール・チャットレファレンス、ソーシャルメディア等の活用状況についてまとめられています。例えばソーシャルメディアのFacebookの利用については、全体での活用率は32%であるもののサービス対象が50万人以上の図書館では80%であるなど、図書館の規模による分析も行われています。
U.S. Public Libraries and the Use of Web Technologies, 2010(報告書)
http://www.lrs.org/documents/web20/WebTech2010_CloserLookReport_Final.pdf
New Closer Look Report: U.S. Public Libraries and the Use of Web Technologies 2010(LRS 2011/4/28付けの情報)
http://www.lrs.org/news/2011/04/28/new-closer-look-report-u-s-public-libraries-and-the-use-of-web-technologies-2010/