2011年7月7日、OCLCが運営する図書館員向けオンライン学習コミュニティ“WebJunction”が、2011年春に実施した図書館員のオンラインツール利用調査の結果を発表しました。同様の調査は2010年にも行われています。2011年調査の回答者は1,039人(全てWebJunctionの会員)で、その70%が公共図書館員だそうです。
調査では15種類のツールをどのくらいの頻度で使用しているかが調査されています。ただし、2010年調査では「仕事とプライベートのどちらかで」という質問の仕方でしたが、2011年調査では仕事とプライベートを分けているようです。2011年の結果を2010年と比較して目立つのは、FacebookやTwitterといったソーシャルネットワーキングサービスの利用だそうです。2010年調査では(仕事とプライベートのいずれかで)日常的に使用していたのは回答者の35%で全く使ったことがないのは30%だったのに対して、2011年調査では、それぞれ、仕事では23%と28%、プライベートでは46%と19%という数字だったそうです。
また、記事の執筆者にとって、RSSリーダーの使用者が少ない(約半分の回答者が仕事でもプライベートでも使ったことがない)ことが驚きだったそうです。
Library Staff Report Use of Online Tools (Again) (BlogJunction 2011/7/6付け記事)
http://blog.webjunctionworks.org/index.php/2011/07/06/library-staff-report-use-of-online-tools-again/
Library Staff Report Their Use of Online Tools (BlogJunction 2010/7/6付け記事)
http://blog.webjunctionworks.org/index.php/2010/07/06/library-staff-report-their-use-of-online-tools/
WebJunction
http://www.webjunction.org/