2023年1月6日、米・OverDrive社が、2022年の電子書籍貸出のデータとハイライトを紹介するブログ記事を掲載しました。
2022年は公共図書館、学校図書館などで電子書籍貸出件数が大幅に増加し、電子書籍、オーディオブック、雑誌、コミックの貸出は、前年比でそれぞれ大きく成長したとあります。
OverDrive社のグローバルネットワークからの図書館・学校の2022年の電子貸出件数は5億5,500万回で、2021年の件数を10%以上上回っていることや、7か国・129の公共図書館で100 万件以上の電子書籍貸出があり、2021年比で7%増加していること等が述べられています。
OverDrive Releases 2022 Digital Book Circulation Data and Highlights(OverDrive, 2023/1/6)
https://company.overdrive.com/2023/01/06/overdrive-releases-2022-digital-book-circulation-data-and-highlights/
参考:
学術図書館における電子書籍やオーディオブックの状況に関する2022年版レポートが公開 [2022年12月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/168126
OverDrive社、電子書籍の貸出件数が累計30億件を超えたと発表 [2022年11月28日]
https://current.ndl.go.jp/car/167033
米・OverDrive社、公共図書館および学校における電子書籍貸出が前年比33%増加したと発表:新型コロナウイルス感染症感染拡大等の影響 [2021年01月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/42989
CA1978 – 動向レビュー:米国での電子書籍貸出をめぐる議論 / 井上靖代
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日