Library Journal誌に、2009年の図書館情報学の大学院(LIS School)の卒業生の就職状況の調査結果が掲載されています。これは同誌が毎年実施しているもので、今回は、卒業生の38.7%にあたる1,996人から回答があったとのことです。フルタイムへの就職率が72.9%(2008年は69.8%)、初年度の平均給料は42,215ドル(2008年は41,579ドル)とやや改善が見られるものの、パートタイムや非専門職への就職も増加しているとのことです。また、卒業生の数が減少していることの理由について、不況のため卒業までに時間をかけている、入学者が減っている、学費が払えず中退している、などの説を示しています。
Placements & Salaries Survey 2010: Stagnant Salaries, Rising Unemployment
http://www.libraryjournal.com/lj/careers/salaries/887218-305/placements__salaries_survey_2010.html.csp
参考:
E985 – 経済不況のあおりを受ける図書館情報学卒業生の就職状況(米国)
http://current.ndl.go.jp/e985