北米研究図書館協会(ARL)が加盟館に対し、所属する研究者が執筆した論文の権利に関する著者添付文書(author addenda)について周知しているか、実際に研究者が著者添付文書での意思表明を行っているかどうかについて尋ねた調査結果を、SPEC Kit 310号で公開しています。質問に回答した70館のうち半数の35館が、所属する研究者が著者添付文書を利用している、と回答したとのことです。このレポートの本文は有料ですが、エグゼクティブ・サマリーは、ARLのウェブサイトで無料で見られます。
Author Addenda, SPEC Kit 310, Published by ARL
http://www.arl.org/news/pr/spec310-1july09.shtml
参考:
Author addenda – OAD
http://oad.simmons.edu/oadwiki/Author_addenda
SPARC及びJISC & SURFの推奨する「著者の権利」を留保するための契約書等について – 国立大学図書館協会国際学術コミュニケーション委員会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/projects/isc/sparc/author_rights/licence_how_to.html
(※米国SPARCによる著者添付文書のひながたの日本語訳が公開されています。)