英国情報システム合同委員会(JISC)のプロジェクトに、ロボットを使って機械的にデータ、メタデータをオープンソースのリポジトリ用ソフトウェアに登録していくことの可能性を探る“Robot-generated Open Access Data”(ROAD)というものがあります。このプロジェクトの一環で、リポジトリ用ソフトウェア“DSpace”に、機械的にデータを登録し続けてその登録速度の劣化度合いを調べるベンチマークテストが行われました。この結果をレポートしているルイス(Stuart Lewis)氏は、100万件のレコードを登録するテスト(サーバのCPUは8つ、メモリは16GB)の33万件目が終わった段階で、「DSpaceは理論的におよそ400〜500万件のレコードを格納でき、その段階でもROADプロジェクトが推奨している1日に2GBのデータ登録が可能である」と推定しています。
DSpace at a third of a million items – Stuart Lewis’ Blog
http://blog.stuartlewis.com/2009/01/19/dspace-at-a-third-of-a-million-items/
Robot-generated Open Access Data (ROAD) : JISC
http://www.jisc.ac.uk/whatwedo/programmes/reppres/tools/road.aspx
January 19th, 2009付けDigitalKoansの記事
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2009/01/19/load-testing-dspace/