カレントアウェアネス
No.265 2001.09.20
CA1422
LCのオンラインレファレンスサービス,参加館100館を超える
米国議会図書館(LC)の主導により1999年より試行開始されたオンラインレファレンスサービスプロジェクト「CDRS(Collaborative Digital Reference Service)」(CA1355参照)は,その後さらに参加館を拡大しており,2001年6月,その数は100館に達した。参加館には国立図書館や公共図書館をはじめ,コンソーシアムも含まれている。地域は北米,英国をはじめ,ドイツ,香港,タイにまで広がっている。
また,新たな協力団体としてOCLCが加わった。OCLCのこれまでの経験の蓄積を活かし,確実なシステムを構築することが期待されている。今後プロジェクトはさらに参加館を募り,2001年中続行されることとなっている。
Ref: LC. News. Collaborative Digital Reference Service reaches 100 participants. [http://www.loc.gov/today/pr/2001/01-089.html] (last access 2001. 7. 2)