カレントアウェアネス
No.290 2006年12月20日
小特集
インターネットに対応する納本制度改正の動き
インターネットが社会に不可欠のインフラとなっている今日,インターネット上で公開される著作物の数も日増しに増加しています。
その一方で,このような著作物は,作成や消去が容易で不安定であるという特性を持ち合わせており,国民の知的営為の成果物が時の経過とともに消えてしまうことが懸念されています。
そこでこれらの著作物を「納本制度」により収集・保存し,次世代に継承しようとする動きが出てきています。本号では,納本制度によるこれらの著作物の収集を開始するニュージーランド,ドイツ,フランスの3か国の概況を紹介します。
CA1612 | ニュージーランドにおける法定納本制度改正の動き |
熊倉優子 | |
CA1613 | ドイツにおけるオンライン出版物の法定納本制度 |
渡邉斉志 | |
CA1614 | フランス法定納本制度改正とウェブアーカイブへの対応 |
鈴木尊紘 |