カレントアウェアネス
No.260 2001.04.20
用語解説[T33]
XML(eXtensible Markup Language)
WWWで用いられているHTMLと同じ「マークアップ言語」の一種だが,「拡張可能(extensible)」の名のとおり,HTMLより自由度が高い。例えば,HTMLではあらかじめ決められたタグしか使用できなかったが,XMLでは新しいタグを任意に定義できる。XMLは,マークアップ言語の国際標準(ISO 8879)であるSGML(Standard Generalized Markup Language)をインターネット向けにシンプルにしたものである(HTMLもSGMLを応用した言語)。XMLで書かれた文書は,そのままデータベースとして扱うことができるため,HTMLでは難しかった,複数のサイトを体系的に検索することなどが可能となる。XQL(XML Query Language)はXMLの検索で用いられる言語。