【イベント】京都府など、国際京都学シンポジウム「時の詩(うた)―京都の記憶を世界へ―」を開催(9/19・京都)

2015年9月19日、京都府、舞鶴市、京都府立大学、京都新聞などが主催する国際京都学シンポジウムの第1回、「時の詩(うた)―京都の記憶を世界へ―」が京都劇場を会場に開催されます。

国宝「東寺百合文書」と「シベリア抑留や引き揚げに関する資料」がユネスコ世界記憶遺産の登録候補となっていることをうけ、歴史資料が語り継ぐ記憶に焦点をあて、価値や意義を問い、資料群の保存や活用の未来像などについても迫るものとのことです。

講師とプログラムは以下予定されています。
●能『屋島』(観世流能楽師・河村晴久氏)
●基調講演「世界と京都の記憶遺産」(近藤外交・文化研究所代表、前文化庁長官・近藤誠一氏)
●記念講演「人間の暮らしと記憶」(直木賞作家・髙村薫氏)
●鼎談「歴史を刻む、未来へ伝える」(司会:京都府特別参与、京都大学名誉教授・金田章裕氏と上記3名)

定員は600名で、事前申込制、8月10日まで受付けているとのことです。

また、10月12日には第2回として「東寺百合文書の現在と未来」、第3回として「港を行き交う記憶― 舞鶴引き揚げ資料から ―(仮)」が開催する予定とのことです。

文化スポーツ部 文化政策課(京都府 ※2015/7/14付で「新着情報」に「国際京都学シンポジウム『時の詩(うた)―京都の記憶を世界へ―』9月開催のお知らせ」とあります。)
http://www.pref.kyoto.jp/info/gyosei/soshiki/044/index.html

国際京都学シンポジウム「時の詩(うた)―京都の記憶を世界へ―」9月開催のお知らせ
http://www.pref.kyoto.jp/bunsei/news/20150919_kyotogaku-sympo.html
http://www.pref.kyoto.jp/bunsei/news/documents/kyotogaku2015_a4flier.pdf
※2つ目のリンクはイベントのポスターです。

参考:
E1561 – 京都府立総合資料館による東寺百合文書のWEB公開とその反響
カレントアウェアネス-E No.259 2014年5月22日
http://current.ndl.go.jp/e1561