「四国災害アーカイブス」の本格運用が開始

2014年4月7日、一般社団法人四国クリエイト協会が、四国で被害が起きた災害についての情報を集めた「四国災害アーカイブス」の本格運用を始めました。

2012年7月に部分的運用として地震・津波の情報提供を開始し、2013年7月からは第二弾として土砂災害、渇水の情報も提供してきており、このたびの本格運用となったとのことです。

2014年3月時点で、収録されている災害データ件数は約28,000件とのことです。収録されている災害情報の種類は、1)地震・津波、2)土砂災害、3)渇水、4)風水害、5)高潮、6)雪害、7)火山災害、8)大規模な火災、9)その他とのことです。情報の内容は、災害の状況、被害の様子、地域の方々の対応、被害軽減の取り組み等とのことです。また、収集の範囲は、四国で被害が出た災害で、時代が特定できるものとされています。収集対象は、これらの情報を記載している印刷物または電子データ、および現地調査情報ということで、具体的には、市町村史、郷土史、災害記録、災害体験集、学術論文、雑誌論文、事業誌、写真集、その他文献等が含まれるとのことです。

四国災害アーカイブス
http://www.shikoku-saigai.com/

四国災害アーカイブス活用の手引き
http://www.shikoku-saigai.com/wp-content/themes/saigai/pdf/pamphlet20140414.pdf

四国の災害記録をネット公開/四国クリエイト協会(四国新聞社, 2014/4/8付)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140408000120

一般社団法人四国クリエイト協会
http://www.sk-create.jp/
※お知らせに、四国災害アーカイブス」の本格的運用を開始しました。(平成26年4月7日)とあります。

参考:
社団法人四国建設弘済会が「四国災害アーカイブス」の部分運用を開始、38の地震・津波に関するデータを提供
Posted 2012年7月19日
http://current.ndl.go.jp/node/21400