ハーバード大学図書館、Kallitypeの写真を発見

米国ハーバード大学図書館は、“Kallitype”と呼ばれる現像形式の写真が、ホートン図書館(Houghton Library)のコレクションの中から発見されたと発表しています。同館のニュースリリースによると、“Kallitype”は、1800年代後半に考案されたものの、すぐに別の形式に取って代わられた珍しい形式で、学内の図書館等で同種の写真が見つかったのはこれが初めてとのことです。拡大鏡で台紙を確認していた担当職員が、一般的なモノクロ写真の台紙とは繊維の数が異なるということに気付き、今回の発見にいたったようです。コレクションの中には、他にも同種の写真が含まれている可能性があるようで、継続的な調査が予定されています。

Rare Photograph Uncovered in Houghton Collection(ハーバード大学図書館のニュースリリース)
http://hcl.harvard.edu/news/articles/2010/kallitype.cfm