米国内の「デジタル人文学センター」に関する調査報告書

米国の図書館情報資源振興財団(CLIR)が、国内のデジタル人文学センターに関する調査報告書を刊行しています。ここで言うデジタル人文学センターとは、「新しいメディアや技術を用いて人文学に基づく研究・教育・知的取り組み・実験が行われる要素」であり、ミッションを共有する人々が集う物理的および/または仮想的な場所とされています。報告書では、32のデジタル人文学センターについて、概要(物理的/仮想的場所、研究分野、設立日、歴史、ミッション、ユーザの範囲)、ガバナンス、管理(スタッフ等)、運営(活動、評価、知財管理等)、持続可能性、パートナーシップを分析しています。

A Survey of Digital Humanities Centers in the United States
http://www.uvasci.org/wp-content/uploads/2008/06/dhc-survey-final-rept-2008_05_22.doc

CLIR Releases “A Survey of Digital Humanities Centers in the United States” – ODH Update
http://www.neh.gov/ODH/Default.aspx?tabid=108&EntryID=65