ウィキペディアの記事の信頼度を示す工夫とは?

ウィキペディアは大きな人気を得ている一方、記事の内容が事実に基づいて書かれているかという信頼性が問題とされてきました。カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)は、ウィキペディアの記事の個々のフレーズを信頼度によって色づけするプログラムを開発し、この問題に対処しようとしています。

このプログラムは、当該記事の編集記録を全て分析して、個々のフレーズの信頼度を算出します。変更されずに生き残っている表現は信頼度が高いと判断され、変更が度々加えられているは表現は低いと判断されます。

デモサイトで実際に色づけされたウィキペディアの記事を見ることができますが、信頼度の高低が、オレンジ色の濃淡で表現されており、オレンジが濃いほど信頼度が低いことを示しています。

New Program color-codes text in Wikipedia entries to indicate trustworthiness
−UCSCのプレスリリース
http://www.ucsc.edu/news_events/press_releases/text.asp?pid=1471

UCSC Wiki Lab(デモサイトへのリンクあり)
http://trust.cse.ucsc.edu/