高等教育機関におけるeラーニングの普及状況と課題(日本)

メディア教育開発センター(NIME)が、日本の高等教育機関におけるeラーニング等のITを活用した教育の導入状況を調査したレポートを公表しています。全国の大学・短大・専門学校約900校にアンケート調査した結果、IT活用教育を導入している機関は75%(eラーニングの導入は46%)、未導入の約半数が今後導入を予定・検討していることが分かったとのことです。その他、先導的なICT活用教育を行っている大学約15校の取組みも紹介しています。

また、同じくNIMEは、米国・英国・韓国等の高等教育機関におけるeラーニングの状況についても調査しレポートを発表しています。質の向上に向けた各国・各大学の取組み、学習コンテンツのゲートウェイ機関のコンテンツ共有・再利用に関する活動内容、ICT活用教育における学習スタイル等についても調査しています。

eラーニング等のITを活用した教育に関する調査報告書(2006年度)
http://www.nime.ac.jp/reports/001/

諸外国におけるICT活用教育に関する調査研究報告書 – 質の向上、コンテンツ共有、学習スタイルの視点から – (2006年度)
http://www.nime.ac.jp/reports/003/

参考:
CA1588 (No.287) – 動向レビュー:e-ラーニング時代の図書館サービス / 三輪眞木子
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/ca/item.php?itemid=1020