2007会計年度における予算縮小を見越して、2006年9月に打ち出された米国環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の図書館ネットワーク縮小計画が、一時延期されることになりました。
2007年1月22日付”Library Journal”(オンライン版)の記事によると、ALA会長バーガー氏がこの問題をニューヨークタイムス紙のコラム欄に執筆(2006年12月8日付)したところ、EPAから協議がもちかけられ、今後縮小前に相談をおこなうことで合意したそうです。
2007会計年度のEPAの予算は、当初約200万ドル(約2.4億円)の削減が予定されていましたが、この記事では、2006会計年度と同程度の予算が確保できたと伝えています。
EPA Won’t Close More Libraries Without Consultation
http://www.libraryjournal.com/article/CA6408970.html
参考:
環境保護庁図書館の規模縮小プランが公表される(米国)
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2128