2022年8月18日、米国の非営利団体ITHAKAが、ウェブアノテーションツールHypothesisを運営しているAnnoに対して250万ドルの投資を行うことを発表しました。
相互運用可能な教育・学習ツールであり学生の学習成果にポジティブな影響を与えるHypothisを支援することで、知識と教育へのアクセスを拡大するというITHAKAの使命を促進できると説明しています。
また、ITHAKAはAnnoと共同で、一部の大学において、教員や学生が学習管理システム内からHypothisを用いてJSTOR内のテキストベースのリソースに対して注釈をつけられるようにするパイロットを実施すると述べています。
ITHAKA invests in open-annotation leader Hypothesis(ITHAKA, 2022/8/18)
https://www.ithaka.org/news/ithaka-invests-in-open-annotation-leader-hypothesis/
参考:
Elsevier社、同社製品のアノテーション機能の相互運用性向上を目的に、アノテーションを普及促進する非営利団体Hypothesisと提携
Posted 2018年2月21日
https://current.ndl.go.jp/node/35526
Webアノテーションを普及促進する団体Hypothes.isによって組織されたアノテーションに関する連合体が発足
Posted 2015年12月2日
http://current.ndl.go.jp/node/30119
E1916 – 情報の分散記述と共有をうながすWeb Annotation
カレントアウェアネス-E No.325 2017.05.25
http://current.ndl.go.jp/e1916