2022年6月11日と6月12日に、アート・ドキュメンテーション学会(JADS)等により、2022年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会が開催されます。
2日目の学会総会(会員限定)を除き、会員・非会員問わずだれでも参加できます。参加費は、学生は会員・非会員ともに無料であり、会員・賛助会員は1,000円、非会員(一般・団体購読会員)は2,000円です。東京都港区の慶應義塾大学での会場参加とオンライン参加の2つの参加方法があり、事前の申し込みが必要です。
当日の主なプログラムは以下の通りです。
【6月11日】
●シンポジウム「コレクションとコモンズ:コレクションをめぐる動向」
・開会挨拶
赤間亮氏(アート・ドキュメンテーション学会 会長)、松田隆美氏(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 機構長)
・基調講演「コレクションとコモンズ:KeMCoの空き地的コレクションビルディング」
渡部葉子氏(慶應義塾ミュージアム・コモンズ 副機構長/慶應義塾大学アート・センター教授)
・講演1「美術品の移動の記録をめぐって(仮題)」
川口雅子氏(独立行政法人国立美術館本部 アート・コミュニケーションセンター(仮称)設置準備室)
・講演2「在野保存──資料の保存・継承の新たな試み(仮題)」
三島美佐子氏(九州大学 総合研究博物館 教授)
・講演3「分散型地域・芸術資源アーカイブの可能性について(仮題)」
佐藤知久氏(京都市立芸術大学芸術資源研究センター 教授)
・全体討論・質疑応答 15:20~16:00
●慶應義塾ミュージアム・コモンズ見学会
【6月12日】
●研究発表会
・発表1「史料になった記録映像の特徴と分析法について」
藤岡洋氏(京都市立芸術大学)
・発表2「最適なキュレーションの探し方」
原翔子氏(東京大学大学院学際情報学府)
・発表3「学校史料のアーカイブ化に見る課題と展望──旧制東京音楽学校史料の可視化と共有化を事例に」
橋本久美子氏
・発表4「小規模建築資料の整理と研究利用への試み──渡辺仁、岸田日出刀資料を事例として」
飛田ちづる氏(元文化庁 国立近現代建築資料館)
●ポスター発表セッション(ライトニングトーク)
●動向紹介
・動向紹介1「デジタルアーカイブにおけるNFT とブロックチェーンの意味」
前川充氏(オムニアート合同会社)
・動向紹介2「博物館法改正について」
栗原祐司氏(京都国立博物館)
●活動紹介
笹木一義氏(国立アイヌ民族博物館)
矢口琴衣氏(長野県立美術館)
富澤洋子氏(ポーラ文化研究所/ポーラ化粧文化情報センター)
鴨木年泰氏(東京富士美術館)
松山ひとみ氏(大阪中之島美術館)
2022年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/11-12)開催のお知らせ(JADS)
http://www.jads.org/news/2022/20220611-12.html
参考:
【イベント】2021年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/19-20・オンライン)
Posted 2021年5月12日
https://current.ndl.go.jp/node/43965