名古屋大学附属図書館、「令和3年度国内近代資料のデジタル化に関する調査報告書」を公開

2022年4月1日、名古屋大学附属図書館が、「令和3年度国内近代資料のデジタル化に関する調査報告書」を公開したと発表しました。

岐阜大学と名古屋大学の各図書館・室を対象に実施したデジタル化の実績調査と、他機関における先行事例や著作権の動向、デジタル化のノウハウ等についての情報収集の結果がまとめられています。

「おわりに」の箇所では、図書館全体でデジタル化を検討する上での今後の課題として、対象資料の選定、優先順位付け、経費・デジタルアーカイブの確保、継続的なデジタル化の計画策定、二次利用対応、デジタル資料の利活用促進等が挙げられています。

〔広報〕 「令和3年度国内近代資料のデジタル化に関する調査報告書」を公開しました(名古屋大学附属図書館, 2022/4/1)
https://lws.nul.nagoya-u.ac.jp/news/ja/denshi/2022/220401-5

令和3年度国内近代資料のデジタル化に関する調査報告書(名古屋大学学術機関リポジトリ)
https://doi.org/10.18999/2002234

参考:
E2412 – 令和3年著作権法改正:図書館関係の権利制限規定の見直し
カレントアウェアネス-E No.418 2021.08.19
https://current.ndl.go.jp/e2412