経済学分野の論文アーカイブRePEc、学術論文等への非代替性トークン(NFT)の付与を可能に

2022年4月1日付のブログ記事で、経済学分野の論文アーカイブRePEc(Research Papers in Economics)が、学術論文等への非代替性トークン(NFT)の付与を可能にすると発表しました。

発表の中では、アイテムの所有者を明確に示すために、ブロックチェーン技術を活用すると述べています。各論文等に付与される永続的識別子“RePEc handle”を指定することにより、NFTを発行できるとあります。

また、ブログ記事では、共著者が既に発行している場合、同じブロックチェーンでは追加でNFTを発行できないこと、複数のブロックチェーンに対応しており、同じ“RePEc handle”について複数のブロックチェーン上でNFTを発行し、それらをRePEcに登録できること等が述べられています。

The RePEc Blog
https://blog.repec.org/
※2022年4月1日付で“RePEc introduces NFT registration for academic papers”が掲載されています。

RePEc introduces NFT registration for academic papers(The RePEc Blog)
https://blog.repec.org/2022/04/01/repec-introduces-nft-registration-for-academic-papers/

参考:
経済学分野の論文アーカイブRePEc、本文へのリンクがある論文データ200万件以上が検索可能に
Posted 2016年11月11日
https://current.ndl.go.jp/node/32917

E2012 – 学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの可能性
カレントアウェアネス-E No.344 2018.03.22
https://current.ndl.go.jp/e2012