2022年2月18日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針について（案）【ドラフト版】」の公開を発表しました。
「これからの学術情報システムの在り方について（2019）」を踏まえ、同委員会のシステムワークフロー検討作業部会により行われた検討の結果がまとめられています。発表によると、大学図書館を中心とした機関が教育・研究DXを実現するために必要な諸課題について、メタデータに着目する形で具体化に向けた検討が行われました。
文書の中では、「これからの学術情報システムの在り方について（2019）」に示された方向性、物理的・電子的な資料のメタデータ、「新 NACSIS-CAT/ILL」をはじめとした共同利用システムでのメタデータの利活用促進等についてまとめられています。また、2月18日から4月30日まで、同文書に対する意見募集を実施しています。
「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針について（案）【ドラフト版】」を公開しました（これからの学術情報システム構築検討委員会, 2022/2/18）
https://contents.nii.ac.jp/korekara/news/20220218
システムワークフロー検討作業部会ドキュメント（これからの学術情報システム構築検討委員会）
https://contents.nii.ac.jp/korekara/about/sw_wg/documents
これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針について（2021）【案】[PDF：28ページ]
https://contents.nii.ac.jp/sites/default/files/korekara/2022-02/korekara_sw20220218.pdf
参考：
これからの学術情報システム構築検討委員会、「これからの学術情報システムの在り方について（2019）」を公開
Posted 2019年4月10日
https://current.ndl.go.jp/node/37985
国立情報学研究所（NII）、目録所在情報サービス（NACSIS-CAT/ILL）の再構築開始を発表
Posted 2021年6月17日
https://current.ndl.go.jp/node/44217
