2016年3月17日付けのEIFL(開発途上国において図書館を通じた情報へのアクセス向上に取り組んでいる非営利組織)のブログで、中国科学院文献情報センター(国家科学図書館)の顾(Ku Liping)氏が中国におけるオープンアクセス(OA)とオープンデータの状況を紹介しています。
・2014年に中国科学院(CAS)と国家自然科学基金委員会(NSFC)によるオープンアクセスポリシーの発表と、これによる中国におけるOA、オープンデータの進展
・OAポータル、リポジトリとしての“Open Repository of the NSFC”、“Institutional Repository Grid of CAS”、“China Open Access Journal Portal”の存在と、国家科技報告サービスシステム(National Science and Technology Report Service:NSTRS)によるOAデジタルコレクションの開発
・国立科学図書館とCASが図書館員向けに開催した機関リポジトリ・データ管理ワークショップ及び2016年に開催予定のイベント(第3回データライブラリアンセミナー、第1回フェアユースウィーク、第4回機関リポジトリカンファレンス、第5回オープンアクセスウィーク)
について紹介しています。
Open access and open research data in China(EIFL,2016/3/17)
http://www.eifl.net/blogs/open-access-and-open-research-data-china
Open Repository of the NSFC
http://or.nsfc.gov.cn/
Institutional Repository Grid of CAS
http://www.irgrid.ac.cn/
China Open Access Journal Portal
http://www.oaj.cas.cn/
National Science and Technology Report Service
http://www.nstrs.cn/
関連:
中国科学院、オープンアクセス方針を発表(科学技術情報プラットフォーム,2014/5/20)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=7225
中国国家自然科学基金委員会のOA方針(記事紹介)(科学技術情報プラットフォーム,2014/6/24)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=7309
参考:
国家自然科学基金委員会(NSFC)、”Open Repository of National Natural Science Foundation of China”(NSFC-OR)を公開(中国)
Posted 2015年7月21日
http://current.ndl.go.jp/node/28967