米・デイトン大学におけるウェブアーカイブについての教育プログラム(文献紹介)

2022年1月4日付で、図書館の電子リソース管理に取り組む図書館管理者、図書館員およびその他の情報専門家を対象とした査読誌“Journal of Electronic Resources Librarianship”の33巻4号に、米・デイトン大学のKayla Harris氏らによる共著論文“Citizen web archivists: applying web archiving as a pedagogical tool”が掲載されています。

同論文では、ウェブアーカイブとは何か、何故重要か、自身でウェブアーカイブを行い歴史的記録に貢献する方法等についての教育を行うプログラム“Citizen Web Archiving: Preserving Websites for the Common Good”についての報告がなされています。プログラムは同大学の学生に対し図書館員とアーキビストの共同チームにより実施されたものです。

Harris, K.; Beis, Christina A.; Shreffler, S. Citizen web archivists: applying web archiving as a pedagogical tool. Journal of Electronic Resources Librarianship. 2021, 33(4), p. 262-272.
https://doi.org/10.1080/1941126X.2021.1988463

参考:
E2433 – IAによる地域ウェブ情報収集支援の取組Community Webs
カレントアウェアネス-E No.422 2021.10.14
https://current.ndl.go.jp/e2433