SAT大蔵経テキストデータベース上に掲載された2021年11月27日付けの新着情報において、ウェブサイト「Digital 法寶義林」の公開が発表されています。SAT大蔵経データベース研究会と、フランス学士院碑文・文芸アカデミーとの協働の成果です。
「Digital 法寶義林」上のウェブページ「はじめに」によれば、『法寶義林』とは、フランスにおいて1920 年代に計画された欧州初の大規模な仏教辞典であり、二冊の別冊とともに刊行が続けられています。
「Digital 法寶義林」ではこの別冊のうち一冊に含まれる目録を検索可能としたものであり、目録データの検索に加え、地図・年表上での表示も可能です。また、日本語版・フランス語版・英語版のインターフェースが用意されています。現時点では収録データ範囲が『法寶義林』所収のものに限られており、今後さらに拡張していく必要があるとしています。
SAT大正新脩大藏經テキストデータベース
https://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/
※トップページの「新着情報」に、2021/11/27付けで「フランス学士院碑文・文芸アカデミー(Académie des inscriptions et belles-lettres)とSAT大蔵経データベース研究会の協働の成果としてDigital 法寶義林を公開しました。」と掲載されています。
Digital 法寶義林 (Hôbôgirin)
https://tripitaka.l.u-tokyo.ac.jp/hbgrn/
参考:
SAT大蔵経テキストデータベース研究会、SAT IIIF Image Serverをリリース
Posted 2021年11月26日
https://current.ndl.go.jp/node/45247