2016年6月3日、大蔵経テキストデータベース研究会(SAT)により、「SAT大正蔵図像DB」が公開されました。
仏尊の画像情報をはじめ、関係情報を収載した平安・鎌倉時代のさまざまな密教関係を中心とした図像集を収載する『大正新脩大藏經』の図像編全12巻の頁画像と第1~2巻各尊像に付与されたタグからなるデータベースで、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-SAライセンスのもと、公開されています。
「SAT大正蔵図像DB」はデジタル画像相互運用のための国際規格International Image Interoperability Framework(IIIF)に準拠して構築されており、IIIFのウェブサイトでも紹介されています。
大正新脩大蔵経図像部
http://dzkimgs.l.u-tokyo.ac.jp/SATi/images.php
Showcase : satdb(IIIF)
http://showcase.iiif.io/showcase/satdb.html
関連:
SAT大正新脩大藏經テキストデータベース
http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/SAT/
仏教学新知識基盤の構築―次世代人文学の先進的モデルの提示(KAKEN)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15H05725/
仏教関連の図像データベースがIIIF対応で公開されました。(digitalnagasaki, 2016/5/19)
http://digitalnagasaki.hatenablog.com/entry/2016/05/19/033403
※システム構築を行った一般財団法人人文情報学研究所の永崎研宣氏によるブログです。
参考:
ハーバード大学図書館のデジタルリポジトリサービスのビューワ、IIIF規格とオープンソースのMiradorを用いたものに更新
Posted 2016年3月22日
http://current.ndl.go.jp/node/31066
京都大学図書館機構、International Image Interoperability Framework への参加に関心を表明
Posted 2016年6月3日
http://current.ndl.go.jp/node/31728