2021年9月15日、北米の研究図書館センター(CRL)が、学術図書館の欧州関係コレクション等に関するフォーラム“The New Shape of Sharing: Networks, Expertise, Information”の報告書を公開していました。
同フォーラムは、CRLと国際的な図書館サービスプロバイダーCasalini Libriとの共催により2021年1月から4月にかけてオンラインで開催され、北米・欧州の図書館員、出版関係者らによる発表及びディスカッションが行われました。その内容は多岐にわたりますが、主なテーマは次の3点に整理できるとしています。
・共同でのコレクション構築とサービスのための新たなモデル
・コンテンツとフォーマットの種類の増加が図書館及び研究者にもたらす意義
・研究プロセスにおける図書館・図書館員の役割の変化
発表によれば、報告書にはフォーラムの主な成果と今後の活動のためのアイデアが含まれているほか、欧州関係コレクションや、より一般的なコレクションを扱う図書館員のためにさらなる共同作業への道筋を示したものとなっています。
Final Report from the ‘New Shape of Sharing’ Online Forum(CRL, 2021/9/15)
https://www.crl.edu/news/final-report-new-shape-sharing-online-forum
※報告書のダウンロード用リンクも掲載されています。
関連:
New Shape of Sharing Online Series
https://sites.google.com/berkeley.edu/new-shape-of-sharing
※フォーラム“New Shape of Sharing”のウェブサイトです。“Program”、“Poster Session”のページには発表資料を閲覧できるリンクも掲載されています。