【イベント】緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」(10/16・東京)

2021年10月16日、国立映画アーカイブ本館(東京都中央区)にて、国立映画アーカイブが主催する緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」が開催されます。

ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)を記念する特別イベントであり、参加無料、定員155人(事前申込制・自由席)となっています。なお、新型コロナウイルス感染症への対応のため、定員に変更が生じる場合があるとの注意書きが付記されています。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

・ビデオレクチャー 「Deadline 2025について」
講師:ミヒャエル・レーベンシュタイン氏(オーストリア映画博物館長、FIAF事務総長、オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ前CEO)

・トークイベント「磁気テープ映画原版の保管状況と課題」
登壇者:
押田興将氏(オフィス・シロウズ代表取締役)
奥野邦利氏(日本大学芸術学部映画学科教授)
松本圭二氏(福岡市総合図書館文学・映像課 映像管理員)
司会:
冨田美香氏(国立映画アーカイブ主任研究員)

・「わが映画人生 ダイジェスト・特別編」(10分)DVD上映
挨拶:崔洋一氏(日本映画監督協会理事長)

・トークイベント「磁気テープ映画のデジタルファイル化と保存について」
登壇者:
鈴木伸和氏(株式会社東京光音、視聴覚アーキビスト)
藤原理子氏(株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス メディア営業部 フィルム・アーカイブ営業グループ)
緒方靖弘氏(寺田倉庫株式会社アーカイブ事業グループ)
司会:
三浦和己氏(国立映画アーカイブ研究員)

[緊急フォーラム] マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること(国立映画アーカイブ)
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2021/

参考:
ユネスコ“Information for All Programme”と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)、磁気テープ記録の長期保存問題に取組む“Magnetic Tape Alert Project”を開始
Posted 2019年7月30日
https://current.ndl.go.jp/node/38687

特定非営利活動法人映画保存協会、ウェブページ「磁気テープの適切な取扱いと保存方法」を公開
Posted 2019年8月26日
https://current.ndl.go.jp/node/38871

E2014 – 国立美術館の映画専門機関「国立映画アーカイブ」
カレントアウェアネス-E No.345 2018.04.19
https://current.ndl.go.jp/e2014