2024年9月13日、国立映画アーカイブ(NFAJ)が「マグネティック・テープ・アラート」に関する情報ページを公開しました。
「マグネティック・テープ・アラート」は、磁気テープに記録された音声や映像について、2025年頃までにデジタルファイル化しなければ二度とアクセスできなくなりかねないとして、ユネスコが2019年に発した警告です。
情報ページでは、ビデオテープの保存・デジタルファイル化に関する参考資料、ビデオテープのデジタル化業者一覧等がまとめられています。
関連イベントとして、10月25日にはNFAJ主催により、ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント「マグネティック・テープ・アラート: 磁気テープ映像の保存に向けてできること」が開催されます。米国議会図書館(LC)の国立視聴覚資料保存センター職員によるレクチャー、国内所蔵機関による活動報告、ディスカッション等が予定されています。
@NFAJ_PR(X, 2024/9/13)
https://x.com/NFAJ_PR/status/1834525139289206897
マグネティック・テープ・アラート(国立映画アーカイブ)
https://www.nfaj.go.jp/onlineservice/mtap/
関連:
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント マグネティック・テープ・アラート:磁気テープ映像の保存に向けてできること(国立映画アーカイブ)
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/unesco2024/
参考:
緊急フォーラム「マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」の配布資料等が公開される [2021年11月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/45105
ユネスコ“Information for All Programme”と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)、磁気テープ記録の長期保存問題に取組む“Magnetic Tape Alert Project”を開始 [2019年7月30日]
https://current.ndl.go.jp/car/38687