死についてオープンに話し合う:英国の図書館における取組(記事紹介)

英・Guardian紙による2021年7月25日付けの記事で、英・イルフォードのレッドブリッジ中央図書館で実施されている、人々が死や喪失に向き合うに当たり役立つ書籍の展示が紹介されています。

同館では2018年に、死についてオープンに話し合うことを目的とした“Death Positive Libraries”という活動を開始し、書籍の展示以外にも、読書会や作家による講演、映画の上映、芸術作品の展示、死について語り合う「デスカフェ」の開催等の取組を行ってきました。

記事によれば、“Death Positive Libraries”の活動には同館を含め英国内で3館の図書館が参加していますが、現在、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる死者数の増加を受け、活動が全国展開されることになりました。英国の慈善団体Libraries Connectedは、この3館及び英・ノーザンブリア大学の研究者と協力し、図書館における取組実施を支援するためのフレームワークの作成に取り組んでいます。

UK libraries become ‘death positive’ with books and art on dying(The Guardian, 2021/7/25)
https://www.theguardian.com/books/2021/jul/25/uk-libraries-become-death-positive-with-books-and-art-on-dying

関連:
Death positive libraries: A national framework(Libraries Connected, 2021/6/24)
https://www.librariesconnected.org.uk/news/death-positive-libraries-national-framework
※Libraries Connectedによるフレームワーク作成についての記事です。

※満席となりました※5/8 『死』と『生』を絵本で語り合うデスカフェ~多死社会を迎えて~(小金井市立貫井北センター)
http://www.ntk-koganei.org/news_events/disp.php?ne_id=837
※小金井市立図書館貫井北分室・公民館貫井北分館連携事業として2021年5月に実施された「デスカフェ」に関するイベントの紹介ページです。

参考:
2019年の“I Love My Librarian Award”受賞者が発表される(米国)
Posted 2019年12月11日
https://current.ndl.go.jp/node/39714
※「「死と死ぬこと」をめぐるコミュニティ向けプログラムを展開した公共図書館員」も受賞しています。