韓国国立中央図書館(NLK)、同館業務のロボティック・プロセス・オートメーション化に関し、明知大学校と業務協約を締結

2021年8月18日、韓国国立中央図書館(NLK)は、明知大学校インテリジェントプロセスオートメーション事業団と業務協約を締結したと発表しています。

NLKが未来の図書館サービスモデルを確立するために推進している大学・研究機関との協力事業の一環で、今回締結した協約の主な内容として、NLKによる同事業団の学生への業務実習・インターンシップの機会の提供、同事業団によるNLKの業務プロセスのロボティック・プロセス・オートメーション化(RPA)に必要な助言や技術的支援の提供、があげられています。

研究課題として、未来の図書館モデル、図書館での新規技術(人工知能、ブロックチェーン、メタバース、クラウド)活用、図書館コンテンツ活用強化、国内外の図書館界での先導的役割の4つ分野において融合的な研究を推進する予定としています。

국립중앙도서관-명지대학교 지능형프로세스자동화 사업단 간 업무협약 체결(国立中央図書館-明知大学校、インテリジェントプロセスオートメーション事業団間で業務協約を締結)(NLK,2021/8/18)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=39779&schBcid=normal0302

参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、「図書から答えを探す人工知能検索」「人工知能要約サービス」を試験公開
Posted 2021年4月20日
https://current.ndl.go.jp/node/43845

韓国国立中央図書館(NLK)、時代の変化に応じた人材を採用するため、司書職採用試験の方式の変更を発表:面接試験での能力評価方式の導入や筆記試験科目の改編
Posted 2021年3月8日
https://current.ndl.go.jp/node/43474