2021年9月6日、大阪府の大東市立歴史民俗資料館で、学芸員スキルアップ研修「水損資料レスキュー講習会」が開催されます。
図書資料のレスキューについて、実際の作業イメージと留意点に関する知識・技術を学ぶもので、水損によるトラブル対応の初期作業に関われる人材の育成が目的とされています。
定員は15人(要事前申込・超過時は抽選)で、参加費は無料です。
博物館に興味のある人ならば誰でも参加でき、当日のプログラムは以下の通りです。
・講演
「水損図書資料の救出・応急処置活動」
松下正和氏(神戸大学)
「文化財レスキューと復興活動-奄美豪雨災害の事例-」
溝部悠介氏(奈良県立民俗博物館)
・実演
「スクウェルチ法による水損図書資料自然乾燥作業」
@rekisupo(Facebook, 2021/8/21)
https://www.facebook.com/rekisupo/posts/4256528407796213
2021/9/6 水損資料レスキュー講習会@大東歴史民俗資料館を開催します!(西日本自然史系博物館ネットワーク, 2021/8/12)
http://www.naturemuseum.net/blog/2021/08/202196.html
参考:
CA1891 – 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1891
CA1997 – 図書館に求められる水害への備え / 加藤孔敬,川島 宏
カレントアウェアネス No.348 2021年06月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1997
東京文化財研究所、水損資料の取扱に関する資料をウェブサイトに再掲
Posted 2018年7月10日
https://current.ndl.go.jp/node/36299