2017年9月6日に火災が発生した長野県千曲市にある武水別神社神官の屋敷「松田館」において、焼失をまぬがれた資料の第1回の救出作業が、9月25日に行われました。
また、味噌蔵(兼展示室)2階の収蔵庫に納められていた近世の刊本や近代の帳簿類、手紙、写真などは延焼前に運び出されましたが、一部火の粉がかかって延焼し、また消火に際して水をかぶったものもあることから、水損がひどい資料は、千曲市の文化財センターに運ばれ、吸水作業などが行われているとのことです。
救出作業の2回目は10月2日に実施されるとのことです。
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焼け残った文化財「救出」 千曲市八幡の「松田館」(信濃毎日新聞,2017/9/26)
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170926/KT170925FTI090017000.php
参考:
CA1891 – 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1891