ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表:多様な資質・能力における読書の影響を分析

2021年3月15日、ベネッセ教育総合研究所が、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表しました。

同研究所は、進研ゼミが提供する「電子図書館まなびライブラリー」の読書履歴データを基に、読書が子どもの学習・生活に及ぼす影響の調査・研究を行っています。今回は、昨年度までの結果を踏まえ、多様な資質・能力の形成における読書の影響を検証することを目的としています。

小学校5年生から6年生にかけての読書履歴データと実力テストの結果、アンケート調査を組み合わせた分析が行われました。主な結果として、読書量が国語の「知識」と「思考力」にプラスの効果をもたらすこと、読書量が多い子どもは読み方を工夫していること、読書が心理的安定につながっていること等が述べられています。

読書履歴を活用したデータ分析(ベネッセ教育総合研究所)
https://berd.benesse.jp/special/bigdata/ebookanalysis.php
※「ニュースレター(2021.03.15 更新)」が掲載されています。

【小学生の読書に関する実態調査・研究】読書は「知識」と「思考力」の両方を伸ばすコロナ禍における子どもたちの心の安定にも効果 [PDF:8ページ]
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/bigdata/20210315manabilnewsletter.pdf

参考:
ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表:読書の「質」(本の種類・ジャンル)の効果を分析
Posted 2019年10月29日
https://current.ndl.go.jp/node/39373

ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表
Posted 2018年10月29日
https://current.ndl.go.jp/node/36924

ベネッセ、小学生から高校生までを対象とした電子書籍や動画の配信サービス「電子図書館まなびライブラリー」の提供について発表
Posted 2015年7月3日
https://current.ndl.go.jp/node/28813