ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表:読書の「質」(本の種類・ジャンル)の効果を分析

2019年10月25日、ベネッセ教育総合研究所が、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表しました。

同研究所では、ベネッセが提供する「電子図書館まなびライブラリー」の利用者の読書履歴と学力テストやアンケート調査の結果をもとに、読書が子どものさまざまな力や教科の学力にどのような影響を与えているのか、その変化を追跡する調査・研究を行なっており、今回は、小学5年生から6年生にかけての1年間で子どもが読んでいる本の種類(ジャンル)に注目し 、幅広い読書の効果を調査したものです。

1年間に幅広い種類の読書をした子どもほど、興味や知識の広がり、考える力(思考力)の向上、創造性の涵養など、さまざまな力の高まりを感じているとともに、教科の学力 、特に「社会」 の成績も向上していることが明らかになったとの調査結果を紹介しています。

読書履歴を活用したデータ分析(ベネッセ教育総合研究所)
https://berd.benesse.jp/special/bigdata/ebookanalysis.php
※「2019年10月25日に、電子書籍の読書履歴のデータと学力テスト、読書についてのアンケートの結果をまとめたニュースレターを発信いたしました。読書の「質」(本の種類・ジャンル)の効果を分析しています」とあります。

ニュースレター【小学生の読書に関する実態調査・研究 】幅広い読書が「思考力」や「創造性」にプラス効果  [PDF:5ページ]
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/bigdata/20191025manabilnewsletter.pdf

「読書アンケート」基礎集計表 [PDF:4ページ]
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/bigdata/dokusyosyukei.pdf

参考:
ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表
Posted 2018年10月29日
https://current.ndl.go.jp/node/36924