2021年3月9日から、福島大学附属図書館が、同館本館1階のロビーにおいて、企画展示「被災地図書館における震災資料収集の取り組み」を開催しています。
同展示は、2021年2月27日から28日にかけて宮城県のせんだいメディアテークで開催された、「東日本大震災10年被災地図書館震災アーカイブ企画展「10万冊が語りかける 東日本大震災~「震災記録を図書館に」キャンペーン~」」の巡回展として、展示内容の一部を再現する構成になっています。同館における2011年以降の震災関連資料収集に関わる取り組みに加えて、震災の主な被災地である東北3県の図書館や、阪神・淡路大震災に関わる資料収集を継続している神戸大学の図書館、防災等に関わる資料を専門に扱う防災科学技術研究所等の取り組みも紹介しています。
また、東日本大震災に関わる資料の収集を継続することを発表しています。
東日本大震災10年被災地図書館震災アーカイブ企画展 巡回展 被災地図書館における震災資料収集の取り組み(福島大学附属図書館,2021/3/10)
https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/tenji/2021shinsai_archive_f.html
参考:
東日本大震災10年被災地図書館震災アーカイブ企画展「10万冊が語りかける 東日本大震災~「震災記録を図書館に」キャンペーン~」が開催
Posted 2021年2月8日
https://current.ndl.go.jp/node/43227
福島大学、附属図書館1階での福島大学震災・復興展示コーナー「東日本大震災 福島大学の記憶」開設を発表
Posted 2019年9月4日
https://current.ndl.go.jp/node/38946
福島大学附属図書館、「震災関連アーカイブ」を公開
Posted 2017年9月14日
https://current.ndl.go.jp/node/34663
福島大学附属図書館が「震災関連資料コーナー」で提供している約1,400点の資料のリストを公開
Posted 2012年7月24日
https://current.ndl.go.jp/node/21445
CA1815 – 図書館共同キャンペーン「震災記録を図書館に」呼びかけ団体における東日本大震災関連資料収集の現状と課題-震災の経験を活かすために- / 永井伸
カレントアウェアネス No.319 2014年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1815